ワールドゲームズの変遷
オリンピック競技以外の国際スポーツ連盟(IF)の多くは、その競技がオリンピックの公式プログラムに新たに加わることを望んでいますが、オリンピックは回を重ねるごとに規模が拡大し、新たな競技種目を加えることが非常に困難な状況にあります。
そこで1970年代にIFの中からオリンピックに匹敵する世界的な大会を開催し、人々やメディアの関心を集めようという動きが出てきました。その動きは1980年5月21日に韓国のソウルにおいてオリンピック競技に入っていない12のIFにより「ワールドゲームズ協議会」(WGC)が設立され具体化しました。
第1回大会は1981年にアメリカのサンタクララで開催され、その後WGCは、国際ワールドゲームズ協会(IWGA)と改称。その後、回を重ね、第10回大会は2017年にポーランド共和国のヴロツワフ市で開催され、参加国数は過去最多の102カ国・地域となりました。
大会には毎回、日本からも多くの選手が参加しています。2001年の第6回大会はアジア初の大会として秋田県で開催し、NHKの総合・Eテレ、BS1(大会期間中毎日50分間)で全国放送された他、130以上の国・地域に配信されるなど、国内外から大変注目されました。
第1回 1981年 サンタクララ(アメリカ) |
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第2回 1985年 ロンドン(イギリス) |
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第3回 1989年 カールスルーエ(旧西ドイツ) |
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第4回 1993年 ハーグ(オランダ) |
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第5回 1997年 ラハティ(フィンランド) |
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第6回 2001年 秋田(日本) |
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第7回 2005年 デュイスブルク(ドイツ) |
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第8回 2009年 高雄(チャイニーズタイペイ) |
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第9回 2013年 カリ(コロンビア) |
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第10回 2017年 ヴロツワフ(ポーランド) |
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第11回 2022年 バーミングハム(アメリカ) |
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